渡部昇一さんが死亡
知らなかった・・・。
渡部昇一さんがお亡くなりになっていたのですね。
渡部昇一さんと言えば、好奇心旺盛おばさんの私が、思春期時代に読んだのが
この「知的生活の方法」と言う本です。
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この「知的生活の方法」と言う本、今の私の元になっているのです。
好奇心旺盛おばさんの元?
今日は、「知的生活の方法」について少しお話してみたいです。
まず、渡部昇一さんのプロフィールから
- 生年月日:1930年10月15日(満86才で没)
- 出身校:上智大学
- 山形県鶴岡市生まれ
- 専攻:英語文法史
- 日本の英語学者、評論家、上智大学名誉教授(2001年)
- 上智大学修士課程終了の後、ドイツのミューヘン大学大学院隠し課程終了。イギリスにも留学。
ああ、知らなかった!
専攻は、英語文法史だったのですね。
私は、渡部昇一さんの本は「知的生活の方法」の1冊しか読んでおらずこの著者が何屋さんなのか?知ろうともせず読んでいました。
渡部昇一さんの「知的生活の方法」の本こと
この本が出版されたのは、1976年4月20日です。
私が、これを読んだのは、繊細で一番物思う頃、いわゆる思春期の真っ最中。
「これからどんな風に生きていこうか?」とか、真面目に考えていました。
(こんなこと書くのちょっと恥ずかしいです・・・。私にもこんな頃あったのだわ!)
もちろん、この本の内容の細かいことは覚えていません。
でも、この「知的生活の方法」は、私にとって衝撃的でした。
それまで、このようなハウツーもので知的な生活をする方法だなんて読んだことはなかったので。
たぶん、こんな内容の本は、存在していなかったと思います。
私はこの本を読んで、決心したのです。
「そうだ!物に執着しないで、知的な生活を送ろう!」と。
ちょうど、ブランドブームで、周りの女友達たちは、私は、「ディオールのバッグよ!」「グッチのバッグ」「セリーヌのスカーフ」とか皆、物に走っていました。
(写真は、ブランドハットさんのHPからお借りしました。)
ブランドのバッグとかに、興味は持てなかった・・・。
「知的な生活を送ろう!」と言う決心は、そう言う風潮に対しての抵抗だったのかもしれません。
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渡部昇一さん:「どうしたら?知的な生活を送れるか?」
「知的な生活を送る」と言うのは?
ちょっとAmazonのHPで、この渡部昇一さんの「知的生活の方法」の内容を見てみましょう!
知的生活とは、頭の回転を活発にし、オリジナルな発想を楽しむ生活である。日常生活のさわがしさのなかで、自分の時間をつくり、データを整理し、それをオリジナルな発想に結びつけてゆくには、どんな方法が可能か? 読書の技術、カードの使い方、書斎の整え方、散歩の効用、通勤時間の利用法、ワインの飲み方、そして結婚生活……。本書には、さまざまなヒントとアイデアが、著書自身の体験を通して、ふんだんに示されている。(講談社現代新書)
頭の回転を活発にして、自分の時間をつくりデーターを整理して、書斎の整え方、通勤時間の利用法などなど。
確かそう言うことも書いてあったのかもしれません。
でも、そんな細かいこと全然覚えていな〜い!
私が、覚えていることは1つだけ!
もちろんちゃんとした文章は覚えていませんが、はっきり覚えています。
「知らないことを知らないと言うことが、知的生活を送る方法だ!知的正直が大事!」
こんな内容です。
どう言うことか説明すると、人は、誰かが何かを言った時、本当は知らないのに、分かったふりをしたりする事がある。
それをしないで知らない事は、知らない!とはっきり言うこと、それが知的な生活を送れるのだ!
知的正直になろう!・・・と言うもの。
この本を読んでから、私は知的な生活を送ろう!と決心し、人と話しをしてても、知らなかったら、「知らないわ。何?それ?教えて!教えて!」となんでも聞くようになりました。
まわりからは、「何にも知らない!アホな子。」と思われたかもね。
でも、まわりから何を思われても私は知的正直でいて、そして知らないことを知っていき知的な生活を送るのだ!と。
その後、すごく博学になったか?と言うと、知識は自慢するものでもなく、自分の中で知的であればいいと思っています。
ただ・・・年々、年と共に脳細胞は老化していき、覚えるものより忘れるものの方が多くなっていくので、より知的正直精神は必要です!
そしてそんな私は、、、今もそのままで、好奇心旺盛おばさんです。
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