「Petya」ランサムウェアが大流行?
朝、ダンナ様が新聞を読んでいました。
またまた自慢げな表情で、言いました。
「たいへんな事やな〜。ランサムウェアの○△×○が流行してるわ。これ日本にも拡がるやろな?」と。
ランサムウェア?なんじゃそれ?
ウエアだから、お洋服かな?
ヨーロッパのお洋服でもが日本でも流行るのかな?
でも、なんで大変なの?
○△×○の部分が聞き取れなかったので、ダンナ様の新聞を覗き見してみました。
「petya」・・・?なんじゃそれ?
私が、「petyaの読み方は分からない!!何て読むのだろ?」とつぶやくと、ダンナ様、にこり!
ああ!たぶん、うちのダンナ様が優越感に浸れるのは、我が家でだけかもしれないので、ここは、夫を立ててあげましょう!
「むずかしい記事読んでるんやね。」
ダンナ様、満面の笑み!
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「Petya」って何て読むの?読み方は?
知らないと言うことは、恥ずかしい事ではありません。
知らない事を、知らないと言い、それを調べて知ることが知的な生活を送ることなのです。
それは、亡くなった渡辺昇一さんが教えてくれました。
さっそく、調べてみましょう!
「Petya」って何て読むのかしら?
そのまま読んだら、「ぺちゃ」?
でも、ネットの世界では、「Petya」の読み方は、日本語で「ペトヤ」です。
ああ、「Petya」の読み方が分かったので1つ解決!
1つ賢くなりました!
ところで、この「petya」(ペトヤ)がランサムウェアだと書いてありますが・・・。
ランサムウェア「petya」のランサムウェアってどう言う意味?
「Petya」の読み方が分かったのだけど、、、。
ネット用語なんて、1つのことを説明している文章の中に、次から次へとまた知らない単語が出てきます。
ネット業界の方たちって、ほんとカタカナ好きですね。
と言うよりネット用語は、英語から来ているので、仕方なくカタカナになるのかな?
今日の新聞でも「petya」がどうのこうのと言う記事が書いてありましたが、「petya」はランサムウェアだと。
そもそもこの「ランサムウェア」の意味がわかりません!
まあ、焦らず落ち着いて1つ1つ調べましょう!
Wikipediaを見てみたら、こう書いてありました。
ランサムウェア(Ransomware)とは、マルウェアの一種である。これに感染したコンピュータは、利用者のシステムへのアクセスを制限する。この制限を解除するため、被害者がマルウェアの作者に身代金(ransom、ランサム)を支払うよう要求する by Wikipedia
ああ、また知らないカタカナが!
マルウェアの一種?
マルウェアとは何か調べるしかない。
でも、その前に、マルウェアの言葉分からなくてもランサムウェアのことは、何となく分かりますよね。
ランサムって、英語では「ransom」で意味は身代金です。
身代金「ransom」って単語は、子供を誘拐して、両親に身代金を要求してと言う誘拐事件だけに使われるのかと思っていました。
でも最近は、身代金「ransom」はネット業界でも使われるのです。
トレンドマイクロのサイトでの説明も見てみましょう!
「ランサムウェア(Ransomware)」とは?
ランサムウェアとは、感染したPCをロックしたり、ファイルを暗号化したりすることによって使用不能にしたのち、元に戻すことと引き換えに「身代金」を要求する不正プログラムです。身代金要求型不正プログラムとも呼ばれます。
by TREND MICRO
要するに、ランサムウェア「petya」にPCが感染したらPCが使えなくなって困るので、元に戻してやるから身代金「ransom」を払え!と要求してくるのですね。
ここまで、すごくよく分かりました!
ランサムウェア「petya」の感染画面!
では、ランサムウェア「petya」に感染すると?
背景が赤で白のドクロマークが点滅して表示されることになります。
Googleで、検索のところ「petya」を入れて画像をクリックすると、いっぱいドクロマークの画像が出てきます!
こんな画面です!
うわ!自分のPCの画面にこんな赤いドクロマークが点滅して表示されたら?
きっと、心臓パクパク、ドキドキとなるでしょう!
この赤いドクロマークの表示の後、身代金要求の英文の画面に変わるのです。
PCが使用不可能になって好奇心おばさんのブログ記事が全部消えてしまうくらいならいいけれど、大手企業が大事なデーターなど使えなくなったら大変ですね。
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ランサムウェア「petya」への誘導は?
あるランサムウェア「petya」への誘導メールは、ビジネス関連に偽装されていたとの事です。
企業は、社員をWebで募集していますよね。
その応募者を装って、履歴書を送信したように装っていたら?
企業の採用担当者って、あまり疑いもなくその送信されたものをダウンロードしてしまいますよね?
この例では、応募者の履歴書をダウンロードするために、普通のメール添付でなく、メールにオンラインストレージへの URL のハイパーリンクで記載されていたのです。
それが実は、怖〜いランサムウェア「petya」への誘導だったのです。
ランサムウェア「petya」の身代金の金額は?
ランサムウェア「petya」からの身代金は、ビットコインで要求されます。
ああ、また分からない単語が!
ビットコインって何?
ビットコインと言うのは、インターネット上で、流通している電子マネーのことなのです。
通貨の単位は、BTCです。
紙幣・硬貨は発行されていません。
だから「デジタル通貨」などとも呼ばれるのです。
ビットコインだなんて存在、初めて知りました。
どうして、身代金をビットコインで要求してくるのかしら?
ビットコインの方が、警察とかが追いかけにくいのかしら?
このビットコインも、Googleで検索すると、そのBTCの売買をしている会社があるんですね、いくつか出てきます。
ちなみに、1円は、いくらのBTCなのか?
1円=約 0.0000035473 BTC
ランサムウェア「petya」の身代金の金額は、あるHPによると、身代金は、ビットコインで要求されるのですが、だいたいドルに直すと約300ドルくらいとか。
ああ、ややこし!
日本円でないとピンとこないので日本円に直すと約35000円くらい。(注意:この金額は、不確かです。)
支払い期限が指定されます。
そして、支払い期限を過ぎた場合、この請求額は2倍になるとの事。
この身代金を払ったら、アクセスができるようになるのです。
意外と安いのですね。
もっと100万円とか、200万円とか言われるのかと思いました。
大手企業にしたら、3万円とか4万円だったら払って解決してしまうかもしれませんね。
ランサムウェア「petya」にやられた!とか騒いだら、会社の評判が悪くなるので、こっそり雑費として経理処理して支払っているかも!
ランサムウェア「petya」から身を守ろう!
身代金要求って、100万円、200万円と大きな金額と思っていたら、3〜4万円と、個人でも払える金額です。
・・・と言う事は、私ごとき個人もランサムウェア「petya」の感染の対象になるのかしら?
このランサムウェア「petya」はWindowsの脆弱性を利用しているようです。
おばさんのPCは、Mac!
良かった!
でも、Macでも、セキュリティソフトは購入してセキュリティに敏感になるしかない!
Windowsの人は、まめにアップデートするしかない!
それから、添付メールとかは、知っている人からの添付しか開かないようにするしかないね!
・・・ああ、とにかく、今日は、勉強になりました!
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