話しかけない接客って?
「話しかけない接客」ってその文字のとおり、接客する時に、お客さんに話しかけないというものなのです。
「ええ?」
接客って、お客さまに話しかけながら、何気なく商品を勧めたりして販売するために不可欠のものじゃないの?
話しかけなかったら、販売員っていらないんじゃない?
それだったら販売員は、ロボットでよくなるんじゃない?
一体、どんな時代になってしまったんだろう?
・・・と書きながら、そう言う私は?と聞かれたら・・・。
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話しかけない接客をしてほしいのは?
私自身、考えてみたら、話しかけない接客をしてほしいと強く望むことはよくあります。
「話しかけない接客」をしてほしい時って、それはそんな時か?
話しかけない接客:ブティックで洋服を見ている時
一番に「話しかけない接客」をしてほしいと思うのは、洋服を買いたいなと見ている時です。
女性は、ファッション好きだから、本当に買いたいと思っている時も、探すだけの時も、たくさんの洋服を見たり、触ったり、自分に当てて鏡を見てみたりしたいのです。
買いたいなと思って、どれがいいかな?と見ているので買う気満々の時も、買わないけれど見たいだけの時も、本当は、もっともっと洋服に触れたいのです。
デザインとか色とか素材とか、サイズとか・・・自分が気に入ったものを探すには、ある程度時間がかかります。
でも、百貨店や、ブティックに入って、ハンガーにかかっている服を、これ可愛いな!と思って触れた時、すぐ様、店員さんが近寄ってきて「よろしければご試着してみて下さい。」とか言われることあります。
そんな時、こちらは本当は買う気満々で見ていた時であっても、「ああ話しかけられたら嫌!」と、見ていたのをストップしてお店から出てしまいます。
買わないといけないプレッシャーに押されるのは嫌だからです。
その点、ユニクロや、ザラなどのお店は、販売員いなくて気持ちが楽!好き放題見て、触って、選べます。最後に、レジーに行くだけ。
いつも、百貨店や、ブティックが、ユニクロや、ザラのように、販売員がいなったらいいのにな〜と思います。
ネット通販は、その点、気を使わなくていいのでいい!これは、選んでいる時も楽しいし、最後に、「や〜めた!」と買うのやめるのも自由だからです。
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話しかけない接客:美容院でも白髪染めとかしている時
つまの前の自分だけのリラックスできる時間!ゆっくり一人で、日頃見ない雑誌を読んでいたい。美容院に置いてある雑誌って日頃読まないタイプの雑誌多いので、本屋さんで立ち読みするみたいに全部目を通したいくらいです!
でも、やたらしゃべりかけてくる美容師さんがいる。それも、「子供さんはお元気ですか?」とか「お仕事されれいますか?」とか、せっかくできた一人の時間を潰してまで話したいと思わない世間話を・・・。
私も、愛想が悪い方ではないので、それらの世間話に答えてやりとりしていると、雑誌を読もう!と思っていても時間がなくなって読めなくなってしまいます。
話しかけない接客:タクシーの中
私は、あんまりタクシーに乗らないのですが、うちのダンナ様に聞いてみた。話しかけない接客をしてほしいと思うのは、どんな時?と。
ダンナ様は、タクシーの中と真っ先に言いました。うちのダンナ様は、よくタクシーに乗るらしい!
仕事の合間に、ばたばたしてタクシーに乗ったら、せめてその空間の中では、何も話さずゆっくりしたいと。
それなのに、世間話をされたら、ついつい答えてしまって、一人のリラックス空間がなくなってしまうと。
人と話す機会がなくなる
私の母は、高齢ですが、一人暮らしをしています。ある日のこと、母をたずねて実家に行ったら、「ああ、嬉しい!人と話すのは3日ぶりだわ。」と。口を開いて声を出したのは、3日ぶりだと言うので、驚きました。
私も、毎日、一人暮らしの母を心配してはいましたが、LINEが便利なので母のスマホに、LINEで「暑いね」とか、メッセージだけ送っていました。
確かに、スーパーマーケットに行っても、カゴを取って、お買い物して、レジに行って、お金を払ってお釣りをもらって、商品を袋に入れるだけ。
最近は、メールやラインやメッセージ中心になって、電話さえかかってきません。
昔は、市場に行ったら、「これ下さい。」とか、「これ3つ下さい」とか「これおいしいよ!」「じゃあ、半分に切って!」とか、市場のおじさんとの会話がありましたよね。
でも最近は、会話しなくても、生活に困りません。
まして、今の若い人は、コンビニとかになれてしまって、ものを買う時に会話は必要ないのでしょう。
昔は生活の中でいろんな会話があったけれど、今の時代は、完全なる個人主義になってしまって、人と人とのおつきあいも減り、なんだか寂しい時代になったのだなと思います。
でも、実際は、私のようなおばさんや、うちのダンナ様のようなおじさんまで、話しかけない接客を望んでいるのです。
これは、もう時代が大きく変わったのです。
「話しかけない接客」の流れは、もっと加速していきくでしょう。
将来、本当に、販売員という職業はなくなって、レジにロボットが立っている時代になるのでしょう!間違いない!
・・・となると、今の子供たちは、やっぱり話題のロボットプログラミングとかを習ったほうがいいのでしょうね。
誰とも話す機会がないという母のことを思ったら、一人暮らしの母が可哀想なので、母にメールやLINEのメッセージをするのはやめて、毎日、電話して、母に、声と声で会話をしてあげようと思いました。
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