高橋英樹さんの若い頃
時代劇に欠かせない存在の高橋英樹さん。
若い方には、高橋真麻さんのお父様というイメージの方が強いかもしれませんね。
バラエティ番組などに親子で一緒に出演されていることも多く、優しくかっこいいお父様であることが伝わってきますよね。
今でも素敵な高橋英樹さんですが、昔、昔は、若くてかっこいいイケメンだった!
今の穏やかで朗らかな雰囲気からは想像できないような尖った役者の時期もあったのです。
あの人の若い頃!ってのは、おばさんにまかせて下さい!
年の功で、おばさんは、高橋英樹さんの若い頃のことも、よ〜く知っているのです!
自慢できるのだぞ!
名前:高橋 英樹
生年月日:1944年2月10日
出生地:千葉県木更津市
この写真も可愛いね!
高橋英樹さんの若い頃:デビュー作からメインキャストに大抜擢!
高橋英樹さんは、高校在学中の17歳の時に芸能活動を開始しています。
1961年、日活ニューフェース第5期として日活株式会社に入社したのです。この時の同期には、あの中尾彬さんがいました。
高橋英樹さんの映画デビューは衝撃的なものでした。
1962年、撮影所の敷地内で事故死してしまった赤木圭一郎さんの代役としてデビューすることになったのです。
高橋英樹さんが「激流に生きる男」という映画で、メインキャストを演じました。
ああ、赤木圭一郎さんの名前、懐かしいな。
この名前聞いて懐かしいなんて言う人は、60代後半だろね。
最近ではデビュー作で主演を務めることも少なくありませんが、当時は端役だけを演じる「大部屋」を経験することなく、いきなりメインキャストを務めるということは非常に稀なことでした。
18歳の高橋英樹さんは、異例の新人俳優ということで、一躍注目を浴びる存在となったのです。
まあ、見てください!この写真。
今、見てもうっとり!
この時の高橋英樹さんは本当にかっこよかった!
みずみずしい美少年でありながら、大物俳優の貫禄がありました。
新人俳優にしてベテランのような風格があったのです。
そして笑顔が素敵な好青年でもありました。
高橋英樹さんの若い頃:吉永小百合さんの相手役!
吉永小百合さんと、高橋英樹さんと言えば、青い山脈!
あ〜おい、さんみゃあく〜♪と
この歌、今でもおばさん歌えるぞ!
それから1963年、吉永小百合さんの「伊豆の踊り子」でも高橋英樹さんが相手役だった!
吉永小百合さんもぽっちゃりで可愛いけれど、高橋英樹さん男前だ!
高橋英樹さん、この時、19才!
ちなみに、吉永小百合さんは、18才!
おばさんはまだ小学生だったけれど家の近くに、映画館があって日活の映画の看板が大きく展示してあって、この伊豆の踊り子の看板、覚えているのだ!
今の時代だったら、ぜったいにジャニーズ事務所がほっておかないだろうね。
高橋英樹さんの若い頃:任侠映画でブレイク!
今は「真麻のパパ」のイメージが強い優しい高橋英樹さんですが、デビュー以降は任侠映画への出演が続き、今のような優しい雰囲気ではありませんでした。
当時は任侠映画、つまりヤクザ映画がとても流行りました。
昭和の時代を感じる作品がたくさんありましたね。
昭和を代表するスター石原裕次郎さん、小林旭さん、渡哲也さんなども任侠映画に多く出演していましたね。
高橋英樹さんも、任侠映画では尖ったキャラクターを演じていました。
>>男の紋章
これがかなりかっこよかったですね。
険しくキリっとした表情は、今見てもうっとりしてしまいます。
高橋英樹さんは目鼻立ちが整った濃いお顔ですよね。
それが、ヤクザ映画にハマっていました。
さらにヤクザ映画ならではの色気もありましたね。
高橋英樹さんの若い頃:時代劇スターに
衝撃的な映画デビューを果たし、任侠映画で人気を集めるようになった高橋英樹さんでしたが、実はちょっとした問題があったんです。
日活の重役さんたちは高橋英樹さんの「脚が短い」ということに気付いたのです。
足が短くてスーツが似合わないため、青春映画やアクション映画の役がこなかったのです・・・て!
高橋英樹さんの足って、そんな・・・気にしたことなかったよね。
当時青春ドラマで活躍していた石原裕次郎さんや小林旭さんは、確かに脚がスラリと長かったですね。
そこで出た提案が「脚が短いなら着物を着せよう」というものでした。この提案をしたのは、あの石原裕次郎さんでした。確かに着物なら脚の長さはあまり関係ないですよね。
高橋英樹さんはこの時のことを振り返り「人生どこでどう変化するかわかりません」と話していました。
高橋英樹さんは、脚が短いという理由から着物を着て時代劇に出演するようになったのです。
今はすっかり着物姿が定番となっている高橋英樹さんですが、当時の高橋英樹さんは着物に全く慣れていませんでした。
そこで着物に慣れるために普段から着物で生活したり、日本舞踊を習ったり歌舞伎を見に行くなどして、着物の着こなしを勉強したのです。
1968年のNHK大河ドラマ「竜馬がゆく」の出演以降、時代劇スターとしての地位を築いていくようになりました。
「桃太郎侍」「遠山の金さん」「三匹が斬る!」などの時代劇には欠かせないスターとなったのです。
この脚が短いから時代劇スターになれたという話はとても面白いエピソードですが、もちろんそれだけで、これだけの大物時代劇スターになったわけではありません。
若い頃の高橋英樹さんは、若さの中にも堂々とした風格や穏やかさがありました。
そして正統派のハンサムという、まさにスターの要素を兼ね備えていました。
この高橋英樹さんならではの雰囲気が時代劇スターにふさわしかったのでしょうね。
高橋真麻さんのお父様として幅広い年齢層の方から人気を集めている高橋英樹さん。
豪快な笑顔が魅力的です。
大物俳優らしい存在感とオーラがありますね。
でも、実はこのオーラはデビュー当時からありました。
最近の俳優さんとは違う昭和のスターのかっこよさがありました。
今見てもうっとりしてしまうような色褪せない輝きがあるよね。
ぜひ、若い方にも見てもらいたいですね。
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