イボ博士のおばさん!イボについて語る!ウイルス性のイボと老人性のイボ
イボ博士?
自分で、ブログのタイトルを書きながら、クスクス笑ってしまいました。
イボ博士だなんて、ふと思いついてタイトルに書いたけれど、これはまんざら嘘ではない!
おばさんこと私のイボとの戦いの歴史は、ほんと長い〜のです。
だって、30代の中ばからだから・・・、今は、60代前半・・と言うことはほぼ30年弱。
このイボって、ほんと手ごわい。
ちなみに、イボは英語で「wart」・・・発音はむずかしいぞ!
このイボ=wartは、ちょっとやそっとでは完治しないのです。
もう30年弱もこの強敵のイボと戦い続けて言えることは、完治は無理!
完全に、イボのない若い子のツルツルのお肌に戻ろうと、そんな幻想は抱かない事!
でもね、ちょっとマシになるっていうそう言うのはありなのです。
完全消滅は無理でも、このマシになる!ってことにフォーカスしないと、イボってどんどん増えていく。
よく、年取ったおばあさんや、おじいさんで顔中、イボだらけって方、見かけるでしょ?
そう言う状態だけは絶対に避けたい!
そうでないと顔中 イボだらけってのは、おばさんの美学が許さない!
ただでさえ、姿形は、人並み以下で美しくないんだから。
それにもともとがイボ体質なのだから、日々のケアを怠ってはいけないのです。
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イボの治療法はどんなのがあるの?
イボの治療ってどうしたらいいか?
30年弱イボと戦い続けている経験上、ピックアップすると、次の6つくらいあります。
1から6まで全部 試しています。
イボの治療法
これら、全部試したし、現在今も続けています。
それらの内容については、またおいおいお話するとして、イボの治療の前に、自分のイボがいったいどういうタイプのイボなのか?
きちんと把握することが大事なのです。
ウイルス性イボなのか?老人性性イボなのか?
まず大きく分けて、イボの種類は、2種類に分かれます。
イボの種類


この2種類のイボについて知らないと、治療の仕方が全然違うのです。
まずは、ウイルス性イボとは?からお話しましょう。
ウイルス性イボとは?
ウイルス性イボは、この名前の通りウイルスが原因でできるイボなのです。
ウイルス性イボのことを医学用語では、尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)と呼びます。
なんか、難しい言い方ですね。
このウイルス性のイボは、主に子供と若い人に発生すると。
ほとんどが10才から30才くらいです。
一番多いのは、12才〜16才くらいだそう。
・・・つまり、私には、もうウイルス性のイボは発生しないということ?
この「ほとんどが10才から30才くらい」とは、医学書に書いてあったのですが間違い!
だって、私は確かに30代の時は、このウイルス性イボがいっぱいできてきて、そしていったん収まります。
でも、50代をすぎてからまたまたいっぱい出てきた!
ウイルス性イボ(尋常性疣贅)の原因
ウイルス性イボの原因は、ウイルス性とその名前の通りウイルスが原因です。
「HPV」というウイルスが、細かい傷口から入って感染するのです。
「HPV」とは、「human papillomavirus」の略で、「ヒト-パピローマウイルス」です。
このウイルスは、小さなウイルスで100以上の型があり、そのうちの約60種の型は、
皮膚上皮に感染して、手足などで皮膚のイボができるのです。
感染なので、もちろんうつる可能性もあります。
でもあまり心配しないで!
人間の皮膚や粘膜は、免疫の働きなどで様々なバリアー機構があり、ウイルスや細菌などの感染から守られています。
だから、身体が元気な時は少しくらい傷ができていても感染することはありません。
ただし、どんな感染にも言えるのですが、何か疲れているとか、病気の時とかで、体の免疫力が低下している時は、このウイルス性のイボの「HPV」が小さい傷口から入って感染してしまいます。
ウイルス性イボには、芯があります。
このウイルス性イボは、表面が少し平たく、イボを上から覗くと、小さい黒いブツブツが見えます。
これは、イボの表面の近くまで血管が来ているからです。
イボのウイルスは、最初、皮膚の浅い表皮に入っていき横方面にどんどん広がっていきます。
次に、表皮だけでなく、もっと奥の真皮にまで入って行きます。
だから、このウイルス性のイボは、奥深くまで入って芯がある感じがするのです。
大きさも、横にも大きくなっていきます。
老人性イボは、芯などありません。
皮膚の表面に、ブツブツと小さくもりあがってイボができるのが老人性イボです。
まず、首にボツボツとできたら、ほとんどが老人性イボでしょう。
ウイルス性イボは、真皮までは奥に入って行きますが、その奥の皮下組織にまでは入っていきません。
ウイルス性のイボの治療は?
ウイルス性のイボができたら、皮膚に行きましょう!
ウイルス性のイボができて皮膚科に行くと、レーザー治療と、液体窒素を使った治療を紹介されます。
実は、おばさんは、このイボの治療、なにせ30年弱も付き合っていて、その間、自宅も数回引越ししたので、通院した皮膚科は、合計5件あります。
レーザー治療は、保険適応外なので、私は液体窒素を選びました。
ウイルス性のイボは、「液体窒素」を使った冷凍凝固法によって治療してもらえるでしょう。
小さなものや自分で自宅で治療する時は、昔からある、「イボコロリ」を使えばいいのですが、膝とか、手とかにできたウイルス性のイボならイボコロリを使えそう。
でも、デリケートな顔は、ちょっと自分でしないほうがいいでしょう。
皮膚科で液体窒素で治療するというのは、冷凍して皮膚を焼くって感じ。
だからジューって焼けるような音がして、火傷するみたいに痛い。
そして、治療したその日は、その痛さがちょっと残り、その夜には痛みは消えてます。
鏡で治療したイボを見ると、茶色くこげている感じ。
ここまで読んだら、簡単にウイルス性イボは取れそう!と思うかもしれませんが、No!NO!
そんなに簡単ではありません。
なぜならウイルス性イボは、大きなのが1個できるというのではなく、私の顔の場合は、おでこに数個、両こめかみに数個・・・と、かぞえられないくらい小さなのがいっぱいできたのです。
そして、液体窒素で数ケ所ずつ焼くのに、時間がかかる。
焼いたところが茶色く焦げて、それが元の皮膚に戻るのにも時間がかかる。
また、最悪なことは、ウイルス性イボって次々とまたでてくる。
ああ!悲惨!!
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老人性イボって?
この老人性イボって、これもこの文字のとおり老人にできるイボです。
このイボって、多いのは首にできるのです。
50代、60代になって、首に小さなブツブツがいっぱいできるのは、たいていこの老人性イボです。
これは脂肪や皮膚の繊維の塊です。良性の腫瘍なので、体に害があったり感染することはありません。
2~3mmの小さなイボは「アクロコルドン」や「スキンタッグ」と呼ばれています。
直径約1cmの大きなイボは「軟性線維腫」と呼ばれます。
イボが出る場所は、首やデコルテが多いです。
ほとんどの場合なかなか取れることはありません。
老人性のイボの原因は?
私の首にできた小さなブツブツの粒イボの原因は、一言で「老化」つまり加齢なのです。
原因が、「老化」と言われればどうしようもない!!
「老化!老化!老化!」と、もうその言葉にはウンザリ!聞きたくないです。
どうして老化したらイボができるのか?
老化したらイボができる主な原因は「ターンオーバーの乱れ」です。
古い皮膚が剥がれ落ちて新しい皮膚が生まれるのが、肌のターンオーバーです。
健康な肌の場合には、ターンオーバーの周期は28日です。
この周期が正常であれば、新しく健康的な肌でいることができます。
ところがターンオーバーの周期が遅れてしまうと、古い角質や脂質がスムーズに排出されなくなります。
そしてその古い角質や脂質が固い塊になってしまいます。これが「イボ」なのです。
ターンオーバーが乱れる原因は、紫外線、ストレスなど様々です。
そして「乾燥肌」もその原因の一つです。
肌が乾燥するとターンオーバーが乱れやすくなります。
だから乾燥肌がイボを引き起こすこともあるのです。
また、乾燥肌は皮膚の表面にある角層に水分が不足している状態です。
肌を守るバリア機能が低下しているのです。
でも、でも・・・ターンオーバーは、紫外線、ストレス、乾燥肌とかいろいろが要因で乱れやすくなるだろうけれど、決定的な原因は、老化なのです。
老化したら、新陳代謝が悪くなるイコールターンオーバーの周期が長くなるからです。
老人性イボの治療は?
ある時、首にできた小さなブツブツが気になっていて皮膚科に行きました。
そうしたら、何か治療でもしていただけるのかと思いきや、
「これは老人性のイボです。感染性のウイルス性のイボではないのでほっておいたらいかがですか?」
と、言われました。
予約せず訪れた皮膚科は超満員だったので、その日、待合室でたぶん1時間は待ったでしょうか?
「ハト麦茶でも飲まれたらいいですよ。」と先生。
診察は、あっさり3分で終了!
男性の先生は、女性の気持ちが分からないのだわ・・・。
健康的には問題なくても美容的には、この粒イボが首にポツポツあるのは嫌なのです!
取りたいのです。それが女心なのです。
そして、男性の先生が教えてくれたことは?
老人性イボの治療:糸で縛って取る。
縫い糸で粒イボの根元をぐるぐる巻いて縛る。
そして引っ張って取る。と、教えてくれました。
一人ではできないのでうちのダンナ様に頼んでみました。
そうしたら、
「ほっとけや!おまえの首なんか誰もみいひんわい!(大阪弁、みないと言う意味。」
私は傷つきました。
もう二度とダンナ様には頼みません!
その顔を見てもうこの方法は諦めました。
老人性イボの治療:ハサミで切る。
別の皮膚科に行ったら、にこれは老人性イボで害はありません。
でも、気になるなら、大きく目立つものだけハサミで切りましょう!と。
外科用のよくキレそうなハサミで、数個切ってくれました!
涙でるくらい痛い!
痛〜い!痛〜い!おまけに、血が出てきました。
もうこんなの無理!
それに、この老人性イボは、粒イボとも呼ばれているように、つぶつぶ状態が多いのです。
粒イボは、小さい!
また粒イボになりかけの小さなブツブツ。
どちらかというと小さなブツブツの方が多いのでこのハサミで切る治療は無理。
老人性イボの治療:レーザーで焼く
別の皮膚科に、わざわざイボをレーザーで取ってくださいとお願いに行きました。
でも、大きめのを2つ取ってくれただけ。
大きなイボの治療には使えても、小さなブツブツには、使えません。
なぜなら周りの皮膚を傷つけてしまうからです。
液体窒素でも同じ。
ウイルス性のイボと老人性のイボと両方!
ウイルス性イボも悲惨だし、老人性イボも手ごわい。
しかし、さらに60代になって追い討ちをかけるようにもっと悲惨なことが!!
それは、私の顔には、ウイルス性イボも悲惨だし、老人性イボも両方が存在しだした!
もう、これは泣くしかない。
イボが原因で自殺なんて・・・ないだろうけれど、けっこう落ち込みます。
ヨクイニンは、ウイルス性のイボと老人性のイボの救世主になるか?
ただし、落ち着いでよく考えたら、5件の皮膚科に行ったとき、かならず処方されるお薬が「ヨクイニン」です。
どの皮膚科でも飲み薬として「ヨクイニン」が処方されます。
ああ、ちょうど薬の瓶あったので写真アップします。
皮膚科では、このヨクイニンを毎日3回、1回6錠2週間飲むようにと。
処方箋は、2週間分しかなかったので2週間飲み続けましたが、劇的変化はない。
でも、お肌はちょっとツルツルとなってる!
ヨクイニンとは?
ヨクイニンは、イネ科のハトムギの皮を取り除いた種子から抽出した成分のことです。
ヨクイニンは、漢字で書くと「薏苡仁」です。
この漢字を書ける人はいないですよね?
漢字検定の何級でしょうか?
ヨクイニンの効果について
ハトムギは昔から肌をきれいにする効果があると言われています。
イボとり、アトピー、シミ、ソバカス、鮫肌などへの効果が高いと言われています。
イボにだけでなく、美肌効果満点なのです。
だから、このハトムギの種から取れる成分のヨクイニンは、イボや肌荒れなどの治療に使われています。
ヨクイニンの効果
1、イボ取り
2、美肌効果
3、アトピー性皮膚炎
4、抗アレルギー効果
5、肌荒れを治す
など幅広く美容に効果があります。
ヨクイニンの錠剤を飲み続けることに!
美肌効果もいっぱいあると言うヨクイインですが、今日、飲んで、明日治ると言う即効性はありません。
でも!!お肌がすべすべになるのは、数日で実感できる!
これって、少なくとも新しくイボがでてきにくなると思う!
毎回、このヨクイニンだけ処方してもらいに皮膚科に行くのも、ちょっと・・・だから同じヨクイニンを買って飲み続けることにしています。
ヨクイニン錠は、いろいろな錠剤が販売されています。
イボと戦う歴史が長く、このイボに超うるさい私は、5種類ほどの錠剤を試しました。
その中での私の中でのベストは、「コタロー」です!
そう言えば、皮膚科で処方してもらっていたヨクイニンもコタローだ!
ヨクイニンSは民間で親しまれているハトムギの種皮を取り除いた種子(ヨクイニン)からエキスを抽出し、飲みやすい錠剤にしたものです。
ヨクイニンは中国の「神農本草経」などの薬物書に収載され、古来漢方の要薬とされてきました。
栄養価が高く、全身の水分のめぐりをよくし、水毒体質の改善をはかり、清熱排膿の働きがある生薬で、お肌のあれや、イボに用いて効きめがあります。
とにかく、イボは、劇的に完全消滅はできません。
でも、マシにしよう!
コツコツ、ひょっとしたら一生飲み続けないといけないかもしれないけれど、
イボには負けないぞ!
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